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二代広重、三代豊国画 「江戸自慢三十六興海晏寺紅葉」
海晏寺境内の絵です。
奥に白帆が見えまして、太平洋です。
親子連れが紅葉見物にぶらっとでておりますね。
女性が何か手に持っていますが、これは
煙管(きせる)です。
当時、
女性の喫煙は大変されていたのです。
それから、後ろにお侍さんがいます。
紅葉見は春の早春の梅見と並びまして、文人墨客の好みとされていました。
品川にはこの海晏寺の近くに
品川遊郭があります。
また北の正燈寺には、すぐ近くに
吉原がありました。
共に、
紅葉狩りを口実にただ通り抜けをして遊びにいってしまう庶民もたくさんいたそうです。(^^;
「紅葉などには目もくれず、ただ一目散に行ってしまう」わけです。
そして綺麗な女性の前では「自分が真っ赤に紅葉している」ということになります。
(杉浦先生、巧いことをおっしゃられますね!(^o^)/)
ということで、
お花見とはちょっと楽しみ方が違うわけなのです。
でまた、8月には萩を見まして、9月に菊、10月に紅葉という事です。
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江戸っ子の秋の楽しみ
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八月・萩(はぎ) 九月・菊 十月・紅葉
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でまた、10月は神無月と言いまして、神無し月なのです。
出雲に日本中の神様が集結してしまいます。
それゆえ鬼や天狗がのびのびとできるとの事で、紅葉の時期に鬼が現れやすいという事も言えるわけですね。(^^
【金:】
こうやって勉強していきますと、なんだかんだその口実をつけまして四季折々楽しむのがうまいですね~。江戸の人は。
【杉:】
とにかく何があっても飲めればいいという、それで満足するという楽しみ方ですね。
町中に行楽施設が大変充実したのが
吉宗以降だということです。
平和を実感してもらうために、という事だと思います。
大変な名君だったという事でした。