●どぶ板などの修繕費用をけちる地主・吟兵衛
地主や家主は納税者であり、普段からみんなの尊敬を受けております。
お上に納税する以外に、町の為に町入用(まちいりよう・ちょうにゅうよう)という積立金を町に納めています。
(だいたい利益の5%くらい)
木戸が壊れたり、道がでこぼこになったり、雨漏りがしたり、どぶ板が壊れそうになっていたりしたら、すみやかにその町入用によって直します。
こういったことをふまえて、地主さんや家主さんは、
「長屋が一夜の火事で丸焼けになってしまっても、すぐ次が建てられるくらい」
の蓄えがなくてはなれませんでした。
そして、こつこつ貯めたへそくりでお目当ての女性を囲いたい・・・
だけどへそくりが見つかってはまずいので井戸の中に隠したということでした。
ですがこのような場合は、その女性を雇っている雇い主の方にお金を預けておけば良いのです。
「いついつになったら迎えに行くので、これを預かっていて下さい」
と言っておけば大丈夫な訳です。
もし今回の様に、雇い主の方に預けていない状態だと先を越されてしまう可能性があります。
井戸の中よりも
「雇い主に預けた方がよっぽど安心でした」
ということですね。
●やっぱり変だった!!大家・和吉
「大家と言えば親も同然、店子と言えば子も同然」
ということで、店子達の冠婚葬祭にも関わるわけなのです。
つまり仲人などもしなくてはならないわけですので・・・
原則的には妻がいなくてはいけません。
(独り身の大家さんが居ないという訳ではありません。)
大家さんは、羽織が制服なのです。
冠婚葬祭の場や寄り合いなどに、大家さんは出なくてはいけません
それゆえ、羽織を持っていない大家というのはおかしいのです。
(現代におけるサラリーマンがネクタイ・背広を持っていないというぐらい変な訳です)
大家さんになった時点で、羽織が支給されているはずなのです。
とすると・・・今回は
「地主さんがくれなかった!!」
ということに。(^^;
たぶん、身請けの事で頭がいっぱいだったんでしょうね~、吟兵衛さんは。
今で言うと大家さんは、地主という意味でとらわれがちですね。
でも今回はちゃんと「地主に雇われた大家」という設定でした。
現代で言うと管理人さんに近いですが、店子の公私に渡る面倒を見たという事で人望が求められる職業だったわけです。
■芸事の上達を願う江ノ島詣で■
お芝居の中で何度も出てきた
「江ノ島詣で」ですが、江戸に大変賑わいました。
江ノ島は、弁天様をまつった日本三大弁天の一つです。
安芸の厳島、近江の竹生島、そして
江ノ島の弁財天が日本の三大弁財天です。

広重画 「相州江之島弁才天開帳参詣群衆之図」
『
浮世絵に見る江戸の旅』より
(佐藤要人監修、藤原千恵子編集、
河出書房新社、p52-53、2000/06/23)
江之島の弁才天は引き潮になると、絵の様に
参道が現れます。
こうなると歩いて江之島へ渡ることができるのです。
(満ち潮の時は船で渡って参詣します。)
なお、江之島は
「絵の様に美しい島」
という意味で絵島
(えじま)とも呼ばれておりました。
絵を見ても分かるとおり、大変賑わっております。
よく見てみると・・・
女性の団体ばかりなのに気づかれるかと思います。
更によく見ると、みんな
お揃いの笠をかぶっております。
●富本節(とみもとぶし)

(上図右側)
桜草の笠の団体
●江戸長唄(えどながうた)

(上図真ん中)
三本杵
(さんぼんきね)の笠の団体
●清元(きよもと)

(上図真ん中左)
三つ柏の笠の団体
●常磐津(ときわず)

(上図左端)
角木瓜
(かくもっこう)の笠の団体
この江ノ島詣では、だいたい
三泊四日くらいの旅になります。
この四派は、たいへん人気のあった芸事です。
弁天様が琵琶をかかえておりますので、
芸事の上達を願うために押し寄せたのでした。
この絵だと女性しかおりませんが、この参詣が一通り終わると、次には
男性だけの団体が来るようになります。
というのは・・・
「
弁天様に夫婦で出かけると夫婦別れをする」
という言い伝えがあるからです。
また、弁天様の本体は龍神ということなので、水に縁が深いということになります。
それゆえ、将軍様や奥女中の方が
「火災よけ」
の為に参詣に出向きました。
また、弁天様のお使い姫・白蛇は、
「お金・蓄財に大変御利益がある」
ということで大商人もたくさんここに参詣しまして、奉納品などをしておりました。
■胎内巡りと弁天小僧■
現在手元に資料がありません。
手に入り次第、掲載いたします。
広重画「相州江の嶋弁才天開帳詣本宮岩屋の図」
江ノ島には岩屋がありまして、
胎内巡りというのができました。
かつては、この胎内の中に
弁天様が安置されていました。
(今は、ちゃんとしたガラスケースの中に納められています。)
絵の中では、子供達が海水浴をしていたり、女性達が一休みしていたりしています。
大変平坦な土地ですので、足腰が弱くても楽しめました。
遠くには富士山も見えますので、最高の景観地でありました。
歌舞伎で有名な
弁天小僧はここに由来しております。
「さてその次は江之島の、岩本院の稚児上がり、弁天小僧菊之介たぁ俺の事だぁ!」
(歌舞伎の方では有名な台詞があるらしいのですが・・・)
岩本院という所でお稚児さん・・・つまり可愛い美少年が給仕にあたっていました。
それで女装して、弁天小僧菊之介と。
岩本院は実在の所なので、ああいった悪党がいるって設定されたことは迷惑だったかもしれませんね。
けれども、かなり美化されてかいてありましたから、逆に女性のファンが詰めかけたということです。
食べ物もおいしいし、眺めも良いし、楽しい所もあるし・・・
そしてもちろん信仰もあるという、江ノ島は
大変な人気のスポットでありました。
【質問:】へそくりをしたとかって出てきましたが、そういうことはどうですか?
●坂本さん●
子供の頃はしたかもしれませんが・・・
めんどくさがりなので、いちいち銀行に無くなったからおろしに行くってことしないで、まとめて・・・例えば取ってきましてね?
で、少し小分けしといて、その小分けしたのをどこに置いたか忘れちゃったことがあるんですよ~。
【ALL】(笑)(^o^)
後でひょっこり見つかった時はすっごい・・・自分のお金なのに得した気分がします。(^^
●重田さん●
あんまりこつこつ貯めるタイプじゃないんですけど・・・
あの~、埋めてなかった?昔?
【ALL】え~~!!お金を?(゚o゚)
お金とかじゃなくって、大事な物とか。
・・・お姉ちゃんの気に入ってたハンカチを盗んで穴に埋めて・・・(^^;
で、無くなった無くなったって大騒ぎしたときは、知らない知らない知らないって言って。(笑)
●前田さん●
いや~、良くね~やったんですよ。
あのね~、僕たち衣装を変えるじゃないですか、私服と。
私服の内ポケットとかに隠しておいて、そのまんま衣装の中に隠して、仕事が終わってそれを忘れて帰っちゃって・・・衣装さんから電話があってとかってそういうことがありましたね。
ある時は、車のイスの下に隠しておいたんですよ。
だけど、それ・・・飴の袋の中に隠したんですよ。
で、ある時女房と一緒に乗って・・・蟻がすごいんですよ。
開けられてさ~、見つかったりとか。
●えなり君●
【金】えなり君はへそくりというより貯金になりますか?
そうですね~、あの・・・これは正直な話、お金貯めるの好きなんですよ。(^^;
【ALL】(爆笑)(^o^)/アハハ
父のお下がりの金庫をもらってですね、そこに貯めてるんですよ。
小学二年生の時からなのですが。
【ALL】すご~い・・・(゚o゚)
●杉浦先生●
お小遣いをちょびちょび貯めて、一番最初に自分で物を買ったのはやっぱり小学校二年生の時で・・・。
鶉(うずら)を買ってきたんですよ、鳥の。
あの、生きてるやつです。
ペットとして可愛くて・・・ただ、一羽じゃ可哀想だって両親に言われて、次の日返しに行きました。(^^;
●浅茅さん●
へそくりってことじゃないのですけど・・・
ある時一念発起しまして、500円玉貯金をしようと。
2年近くがんばったかな。
でね。このくらいの招き猫(顔よりも大きいくらい)がいっぱいになった。
ぎっしり。
で、ばっとだして、うふふふって。(^^
よくがんばったなぁ~って。
それで!ある時、5月の連休を利用してみんなで泊まりがけで遊びに行こうって話になったんです。
で、その経費をおろしに銀行へ行ったら、5月の連休時ですから銀行がどこもしまってる!
もぅまいったなぁ~って・・で、ふっとその招き猫の500円玉貯金を思い当たって・・・
もぉ仕方なくってそれ持ってくかって・・・泣く泣くその500円をこぉぉ~んなに。
持ってった軽井沢へ。(^^;
それでね?バック買ったの~。(^^;
500円玉で~。(^^
●魁さん●
おじちゃん今日はパスしたいなぁ~。(^^;
【金】あなたへそくりしてるの?
いやいやいやぁ~、今してるとかそういう事はぁ~・・・言わないけどね。(^^
今日だけはパスしたい。(^^;
●金造さん●
高校の時にね、初めて新聞配達をして、初めていただいたお金でね、カツ丼食った時は旨かったね~。
【ALL】ああぁ~~。(~o~)
カツ丼食べるたびに思い出しますね。
後ね?へそのゴマをとっていたんですよ。
そしたらなんか・・・おなか痛くなっちゃったなぁ~って・・・これは「へそぐり」ですかね?
ぐりぐりぐりぐり。
【ALL】あぁ~~。(^^;
・・・・・・また来週~~!!(^o^)/