妖怪には、変化する妖怪と変化しない妖怪がいます。
今回の
狐、狸、そして雪女、ろくろ首などは、普段普通の人のなりをしていて他の物に化けるため、変化する妖怪に入ります。
河童、天狗などは、変化しない妖怪に入ります。
アニメの世界だけでなく、昔からいた妖怪なんですよ。
ただ、妖怪というよりは化け物という言い方が一般的でした。
化け物の類はずぅぅっと前からあったそうです。
しかし、バラエティ豊かにいろいろな形の物が庶民に知られるようになったのは、
江戸中期以降だといいます。
都市化が進んでからだそうです。
江戸の人口が増えるにしたがって、宅地造成が行われるようになり、自然破壊が起こるようになってきました。
(今の日本と同じですね。)
そうした所に住んでいた狸や狐が住処を奪われ、また餌が少なくなってきてしまい、人里に降りてくるようになってしまいました。
そうした中で、妖怪変化のようなものが頻繁に物語の中に現れてくるようになったのです。
■(質問)「金毛九尾の狐」って何ですか?
金色の毛と九本のしっぽを持つ狐です。
変化する狐の中でも頂点に位置します。
日本で知られている物語としては、鳥羽上皇に寵愛された玉藻前(たまものまえ)という絶世の美女に化けたのが九尾の狐であったとされています。
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狐の化身・玉藻前は鳥羽天皇(近衛天皇とも)を虜にし、亡国をねらったという。
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■(質問)今日の舞台は王子でしたが、王子には本当に狐はいたのですか?
王子には、沢山の狐が護られていました。
今回のお芝居でも
「狐はお稲荷さんの使い姫であるから、捕ってはいけない」
とありましたが、狐は使い姫として大事にされていたそうです。
逆に、新宿や四谷は狸の本場として知られていました。
麻布にも狸穴(まみあな)という地名が残っていますが、あのあたり一帯も狸の名所(笑)でした。
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