
「妙名異相胸中五十三面」
(みょうないそうきょうちゅうごじゅうさんつら)
『
江戸の遊び絵』より
(稲垣進一編、東京書籍、p136-p137、1988/7/8)
歌川国芳が描きました人の顔のいろいろを五十三次になぞらえたものです。

(右上拡大図)
藤沢にかけて
おじさま・・・と。(^^;

(中上拡大図)
平塚にかけて
ひらつら。
何を言われても全然平気、厚顔無恥というわけですね。

(左上拡大図)
大磯にかけて
おおいた。
つまり、そそっかしいと柱に顔をぶつけて痛い思いをするぞという・・・(-o-)

(左下拡大図)
三島にかけて
としま。
おいおいおい・・・。(^^;

(中下拡大図)
沼津にかけて
なまず。
ぬらりくらりとして押さえ所がないという人の顔(^^;
現代ではこういった洒落は「親父ギャグ」とか「寒い」などと避難されますが、当時は駄洒落の方が喜ばれました。
実はなんとそういった
洒落を売る先生がいたのですっ!!(゚o゚)
だいたい平均して
一句4文で教えてくれるそうです。
そういった先生達の中でも、ウケが良い先生はやっぱり高いんですよね~。
一句が8文や12文だったりした先生もいたそうです。
とにかく女の子をぷすっとさせればしめたもの、と言うことで
「あの人、いい人ね」
と言われてモテる第一歩になった訳でした。