●貧しい人々に盗んだお金をばらまく義賊
義賊というのは
実際にはいなかったそうです。
(スーパーマンやバットマンのような架空の存在でした。)
例えば有名な鼠小僧にしましても盗んだお金は飲む打つに使ってしまって、まったく人にはあげていません。
鼠小僧というのは実在しましたが、ただの遊び人でした。(^^
義賊というのは、後の世に講談師の方がおもしろおかしくストーリーにしたものです。
つまりフィクションという訳ですね。
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鼠小僧次郎吉(ねずみこぞうじろきち)
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江戸後期に実在した盗賊。
百以上の大名屋敷へ盗みに入るも逮捕され獄門になった。
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ちなみにこの鼠小僧次郎吉については杉浦先生の著作「
一日江戸人」にて詳しく書かれております。
彼のプロフィール(?)などを知りたいと思った方はそちらを参考にしてみて下さい。
■庶民が住んでいた長屋■
今回のお芝居のケースでいうと、
『地主の三右衛門さんに大家として伝兵衛さんは雇われている』
という事になります。
ただ、雇われ大家と言っても、大家株という物がありまして、地域によって値段が違いました。
大家株の値段は20~200両ぐらいになります。
たいてい繁華街になるにしたがって、値段も高くなっていきました。
平均しても100両くらいかかるわけで、まったくお金がなければ大家さんも始められません。
しかし、今回は可愛い姪御さんの為という事で、特別に雇ってあげたのかもしれませんね。

「絵半切かくしの文月」
『
大江戸ものしり図鑑』より
(花咲一男、(株)主婦と生活社、p177、2000/1/24)
江戸の後期の長屋を描いた絵です。
二階建てになっており、高級クラスの長屋ですね。
普通の長屋:
300文~5、600文くらい
高級な長屋:
1000文~1500文くらい
二階建てといっても階段室というのはありません。
穴を開けて梯子がかけてありまして、上り下りをします。
それでも当時は贅沢なものでした。

絵は表通りを眺めている構図になっております。
表通りには商人が行き交っています。

ここの切妻になっている所が
表店(おもてだな)といいまして、大家さんや商人が住んでおります。
絵の手前側が裏長屋になるわけです。

真ん中にどぶ板が渡してあって、
下水の完備がされています。

そして突き当たりに
総後架(そうこうか)(左図・右)と言いまして、共同トイレが二、三つあります。
で、そのとなりに
掃き溜め(左図・左)があります。
ゴミ箱ですね。
大家にとってこの総後架が大事。
店子一人当たり、一年間で米一斗分の肥え代が出ます。
下肥ですね。
十人入れば十斗ということで、一両近くになります。
これは
大家さんのお小遣いになるのです。
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総後架(惣後架)(そうこうか)
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長屋など大人数が共同生活をしている場所の共同便所
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そして、
水道井戸が突き当たりにある習わしになっております。
雨どいがありませんので、雨が降ってくるとちょうど真ん中が両側からずぶぬれになってしまいます。
端っこを壁づたいに行くのが、長屋暮らしのベテランですね。
大家さんの収入には、先ほどあげた総後架の他に
家賃の3%~5%が懐に入ります。
江戸は人口が大変密集しておりましたので、長屋の過当競争がありました。
店子が少ない時は畳替えをしたり、間取りを工夫したり・・・。
いろいろなあの手この手で店子を引きつけようとするわけです。
現代でも似てますよね~。(^^
■大家の収入:引っ越しの時の礼金■
■金造さんの質問■
当時は不動産屋さんみたいな職業は無かったと思いますが、それじゃ引っ越ししたいなとかいう時はどうするのですか?
江戸の中に300くらいの自身番があります。
この町に住みたいなと思う自身番に行って、
「空き店はありませんか?」
「こういう商売をしてるんですが、向いた住宅はないでしょうか?」
という風に聞きます。
そして入居の際には、
敷金・礼金がもちろんありました。
この
入居する際のお礼金が大家さんの収入になりますので、店子が増えるという事はとても大事なことだったのです。
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長屋を借りる時、店子は長屋の大小に応じて礼金を支払う義務があった。
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長屋にはどんな方々が住んでいたかと言いますと、ほとんどが職人衆で独身男性です。
彼らの
結婚のお世話も大家さんがしていました。
旅に出るときも手形・切手も、大家さんに取ってもらいます。
すべて大家さん任せというわけですね。
いわば保証人みたいな存在です。
「大家と言えば親をも同然、店子といえば子も同然」
という事をよく聞きますが、なるほどなぁ~とうなずけますね。
【質問:】近所付き合いはどうですか?
●石原さん●
いや~、田舎にいる時は何かあるとみんな、かぁっって集まってくるんですけれども・・・
もう東京に来てからは隣に誰が居るかって事も~。
マンションに住んでて、ほとんど会わない・・ですからね~。
●重田さん●
近所の英語学校に通い始めたら、そこのご近所の主婦さんとか来てるんですよ。
あとサラリーマンとかね。
そういう方達とね?終わった後に、三時間くらいしゃべったりして・・・とってもいいサークルになってて。
何か結構安心感がある?とかいう、近所のありがたさを最近感じましたね。
●江守さん●
集合住宅ですけどね、もう二十年以上なりますからね~。
そうすると、もうお名前も知っているとか・・・。
ただ普段滅多にお付き合いはない・・・。
でも顔見知りでは・・・少なくとも、その集合住宅内ではだいたい知っていますね。
やっぱり長く住むって事はそういう事がありますよね。
●えなり君●
もぅ、僕は生まれた時からそのマンションなんで・・・。
もぅ皆さん!!でも結構知っている方・・・引っ越されちゃったりして・・・新しい方も居るんですけれども。
新しい人もエレベーターとかで挨拶するとだいたいどんな人柄か分かるじゃないですか。
だから結構挨拶って大切ですよね。
【杉:】あいさつ、大事ですよ~。
【重:】でもそういう所はまだ借りに行けないよね?まだね。
【金:】そいういう感情こそ、今は無いですよね~。
●杉浦先生●
うちも近所付き合いは昔ながらありまして、回覧板なんかを回して・・・
先日は久しぶりに家族で旅行に出て、荷物の中に鍵を入れたまま帰って来ちゃって・・・。
で、中に入れなくてどうしようって(笑)・・・お隣さん所に上がらせてもらって。(^^;
助かりましたよ~。
持つべきものはご近所だなぁ~と思いました。(^^
●竹下さん●
ご近所付き合いのスタートはね・・犬に子供でしたね。
【金:】竹下さん所は豪邸。(-o-)
い~や!!(^^;
【金:】竹下御殿!!
【ALL:】(笑)
普通のっ。(^^
【魁:】犬と子供?
はい。
だから私は毎日行けないけれども、犬は毎日誰かが散歩しているから。
もぅ「あら~モモちゃ~ん♪」なんてもういろいろな人が声かけてくださって・・・いいですよね~。
犬同士のお付き合いに、こっちも混ぜてもらって。
【魁:】モモちゃんのお母さんだね。
(^^ 子供もそれに似たところがあって~。
【魁:】じゃ何々ちゃんのお母さんって呼ばれるのが近所付き合いなんだね。
絶対、おばちゃんって呼ばせないの。(^^;
【ALL:】(笑)
●魁さん●
女房がやっぱスゴイね。
醤油一個買いに行くだけで、もう一時間ぐらい帰ってこないもん。
【ALL:】(大爆笑)
すんごい!!
【竹:】捕まっちゃうんですか?
捕まっちゃうんだね~。
スーパー一周する間にもう一体何人としゃべってんだ?って思いますね。
●金造さん●
やっぱり僕らが子供の時なんか、よく友達の所で晩御飯食べたりなんかしましたよね~。
あとね、僕なんか子供に頃に銭湯、ね?
子供同士でいったりしてね~。
熱いからって勝手に水で薄めてたりするとね、もぅ、ガッツゥゥーン!!(げんこつ)とね?
げんこつでなぐられてね?
振り返ると知らないおじさんなんですよね。
そういう事よくありましたよね?
【え:】げんこつで?
【魁:】必ず近所にそういうおじさんおばさん居ましたよね?
口うるさいおばさんとかね?すぐなぐるおじさんとか。
でもそういうのはね?しつけてくれたんだよ。
そうだと思いますよ~?
だから江戸時代なんかも長屋では子供はみんなでしつけたりとか・・・
【杉:】あっ、そうです~。
みんなで、手の空いた人が子守をしたりって。
そうですよね。
そういう江戸時代から学ぶことってひょっとしたらあるかもしれませんね。
また来週~!!(^o^)/~~